忍者ブログ
別館
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Erutanさんの曲を日本語訳する ~Butterfly's Dream~

Erutanさんの曲を一曲ずつ日本語訳
第三回目

今回はアルバム『Raindancer』に収録されている
トラック6 "Butterfly's Dream"


あくまで歌詞翻訳素人による意訳であることを念頭に置いて読んでください
また、ここではオリジナルである英歌詞は載せません
各自、アルバムに付属している歌詞カード、ライナーノーツを開いてください
Butterfly's Dream(作詞作曲:おそらく税所敦子 英訳:Erutan 再日本語訳:シーラ

花の上に
眠る胡蝶の
夢にだに
今宵の雨は
知らずやあるらん

今宵の雨は天が囁くが如く
彼の優しき涙は
されど胡蝶をの夢を覚ますに及ばず

流る天は息をするが如く
我が呼吸の如し
この夜がもたらす魔法の如くなり

花の上に
眠る胡蝶の
夢にだに
今宵の雨は
知らずやあるらん





合っているのか全く分からない

正直
過去最高に難しい


と言うことで
まずはライナーノーツでErutanさんが書いていることを読もう

日本の春には、とても静かな雨が降ります。
その雨は、眠る蝶を起こしもしないほどに、とても静かな雨です。

この短歌、『春雨』は、1800年頃に、税所敦子と言う女性によって書かれました。
(ここから税所敦子という女性についての解説が入る。彼女の詳細については省略させていただきます)
(税所敦子とはhttp://kotobank.jp/word/%E7%A8%8E%E6%89%80%E6%95%A6%E5%AD%90

私は、この短歌の美しさに合うような旋律にし、かつ、春雨の雰囲気を感じられるような音楽になるように書きました。英語の歌詞は、元の短歌を私が英訳したものです。





……つまり
税所敦子という1800年代の女性が書いた
『春雨』あるいは『春の雨』というタイトルの短歌が存在しており
それを英語歌詞にしたということのようだ

と言うことは
なにも私が日本語訳する必要もなかったわけだ
それどころか、英歌詞の部分を日本語訳する際
短歌という形にならなければいけないということだ
雰囲気だけそれっぽくしたけど
道理で恐ろしく訳すのが難しかったわけだ


と言うことで
オリジナルである税所敦子の短歌を探そうということになった






……が

税所敦子 春雨
税所敦子 春の雨
でヒットしない

税所敦子 短歌 (ry
でもヒットしない

それどころか
冒頭の
花の上に眠る胡蝶
でもヒットしなければ
"花の上に眠る胡蝶"
でもヒットしない


税所敦子と言う方は実在していたようです

ただ、Erutanさんが言う
"Spring Rain"というタイトルの短歌が見つからない


はっ! 待てよ!?
花の上に~知らずやあるらん
の部分は、なぜか日本語のまま

もしかして、この部分ってErutanさんオリジナルの短歌ってことか?


……いや、だとしても
税所敦子の春雨が見つからないんじゃどうにもならない

な……、謎が謎を呼ぶ……





ということで

げそさんすまぬ……!

今回ばかりは力になれぬ……!

せめて、オリジナルの短歌が見つかればいいんだけど……orz

訳の方も、なんかこれ違うような気がしてきた
眠る蝶が、降っていることにも気がつかないほどの春雨のイメージがないといけないんだし
PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992630
これの18ページに載ってました(多分これ)
見つけたところで読めなかったです…

多分『胡蝶の夢』も入ってますね

税所敦子は古典ですし
胡蝶の夢は漢文ですし
erutanさんが知ってるなんて驚きでした

わざわざありがとうございます
Re: タイトルなし

> げそさん
うおおおお……
まさか知っているとは
助かります

> http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992630
> これの18ページに載ってました(多分これ)
> 見つけたところで読めなかったです…
私も読めなかったです
でも、確かに18ページ、右から三番目に『春雨』って書いてありますね
くっ……、これさえ読めれば

> 多分『胡蝶の夢』も入ってますね
わ、分からなかった(;^ω^)
読めないです(;^ω^)

> 税所敦子は古典ですし
> 胡蝶の夢は漢文ですし
> erutanさんが知ってるなんて驚きでした
古典に漢文……
読めないわけだ
しかし、日本人よりも日本に詳しそう(;^ω^)
というか日本人でも読めないものを読めて
かつ理解しているところがすごい
しかも英訳してるし

> わざわざありがとうございます
今回は全く役にたてませんでしたが
次回こそは
春雨の現代語訳来ました!

> げそさん
ヤホーで質問してきました(;^ω^)

以下、『春雨』の原文、および現代語訳です
春雨
すかのねの長き春日をつれつれの雨のうちにもくらしつる哉

菅の根の長き春日を徒然の雨のうちにも暮らしつるかな

菅の根のように長いこの春の一日を、雨を眺めながら所在なく暮らしていることだ。

『春雨』を英語訳しつつ、これに『胡蝶の夢』を合わせて
Erutanさんなりの『春の雨』を表現したんですね

erutanさん
……恐ろしい子!

ちなみに『胡蝶の夢』はerutanさんがライナーノーツで書いてある通りかと思われ
(日本の春雨の説明の部分)
無題

なるほど、ありがとうございます!
和訳の方も原文そのままというよりは
表現が違っているようなので
してもらって助かりました

歌詞の日本語の部分も古文ですし
感心するほかありません
Re: タイトルなし

> げそさん
> 歌詞の日本語の部分も古文ですし
> 感心するほかありません
元々、FFやジブリの曲を歌ったりしてて
そう言うところから日本に興味を持ったのでしょうが
それにしても素晴らしい感性を持ってる人ですね
カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリー

スポンサードリンク

最新コメント

[02/01 シーラ B]
[02/01 さと]
[01/23 シーラ B]
[01/23 さと]
[01/19 シーラ B]
最新トラックバック

プロフィール

HN:
シーラさん
性別:
非公開
バーコード

ブログ内検索

P R