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別館
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今は遠き夏の日々 都市伝説編
『都市伝説の噂』を更新しました 都市伝説編はこれで最終回です 次回、祟り編 興味のある方はどうぞ http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=175390 PR 今は遠き夏の日々 都市伝説編
『深夜の無人駅の噂』を 手に入れた。 別に都市伝説編に入れなくともいいような内容ですが、 書いていた時(丑三つ時)はノリに乗って書いていました。 投稿前からこの話は絶対に入れておこうと思っていたし、 それなりにお気に入りの話なのです。 ただ、改稿している時に冷静に読んでみたら、 トワイライトシンドロームの第三の噂『最終電車』 高橋葉介先生の学校怪談104話『深夜急行』 の影響を受けているのが丸わかりという。 特に自分でも驚くほどに『深夜急行』まんまだと思うよ。 トワイライトシンドロームの電車は裏側の街に続いていたし、 『深夜急行』はおそらくあの世へと向かっているのでしょうが。 さて、成上町の最終電車はどこに向かうのだろうか。 『銀河鉄道の夜』みたいな、幻想的な世界であればいいな。 興味のある方はどうぞ ※ただし、夜間の閲覧注意 http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=175390 参考までに トワイライトシンドロームの第三の噂『最終電車』
高橋葉介先生の学校怪談104話『深夜急行』
成上村の噂
七月二十日、日曜日。 連休二日目、ということもあるのだろう。成上市稲穂坂町の中心地にある市立図書館では、普段よりも圧倒的に来館者が多くなっていた。とはいえ、さすがに人が入り乱れているわけでもなく、司書や職員が神経を尖らせている程度に来館者が多いだけでもある。 この人数が、あるいはちょうどよいともいえる。三階建て、延床面積八千平方メートルの、蔵書数およそ十万冊を誇るこの成上市立中央図書館において、今の状況であれば、人を探そうと思えばまだ見つけやすくあるし、誰にも気づかれないように行動しようと思えば、全く怪しまれることなく行動することも可能だからである。 壁の噂
七月十六日、水曜日。 「ねえ、こんな話知ってる?」 真夏の放課後に、教室に残って怪談話大会を主催した香苗は、次の話に耳を傾けた。 「何年か前に、実際にあった事件の話なんだけどね? 稲穂坂で、ある女の人の死体が発見されたの。稲穂坂の、中心からちょっと西にそれた、ほら、タリーズのある通り」 と、自分の番が回った少女は、他の女子たちに負けじと雰囲気を出して語った。 「死んだそのOLさん。なんでも、生まれも育ちも成上市らしいんだけど、生まれてから一度も成上から出たことがなかったらしいの……。……なんでだと思う?」 それは、集まった女子たちの中では、声の使い方が最もうまい語りであった。 赤い電話ボックスの噂
七月十五日、火曜日 「カーナエちゃん」 放課後、帰り支度をすませて教室から出ようとしていた香苗は、クラスメイトに呼び止められた。中野時子たちである。帰りに声をかけられると言うことは、おそらく遊びの誘いだろう、と香苗は彼女たちを見つめた。 「朝村さん、これからまた、あの二人ンとこに行くんでしょ?」 「いや。どうしようかなって、考えてたとこだよ」 とは言いながらも、香苗はこの後、小夜子と夕美のところに行くつもりであった。 「ふうん。まあ、それはいいや。ところで、電話ボックスの話、って知ってる?」 と、群れている女子たちの一人が、前に出た。 「電話ボックスの話?」 | カレンダー
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