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![]() 開けたら新品の遊戯王カードと同じ匂いがして懐かしくなった それはさておき 前に参考資料用に買った ![]() タロットの書 叡智の78の段階 これを参考に タロットの寓意画の解釈を勝手にしたりして キャラ設定や物語につなげてるという話 なんだけど、まあ 好きなカードの話でいいや たぶん、タロットカードを知ってるって人は多いかもしれないですけど タロットの大アルカナは知ってても、小アルカナは知らないと思うので 私が一番好きなカードをば 平沢進さんの『達人の山』を聞きながらご覧くださいませ ![]() カップの8 手前に積み重なった8個のカップ どれも倒れたり、カップの中の水がこぼれたりなどせず 実に安定した形で並んでいる ただし、比重は左側に5個、右側に3個と偏っている 画面左は過去、右は未来を意味しているので 過去に積み重ねたことに比重があるということ 画面中央の男 『タロットの書 叡智の78の段階』ではこの男性は大アルカナ『9』版 ![]() 『隠者』ではないかとされている 寓意画の老人は自分の精神世界へと入るために外界との接触を拒み 山頂で孤独に佇んでいる、という絵 この老人と同じように 山頂に至るための道を進んでいる と言うのがカップの8に描かれている人物だとされている カップの8に戻る ![]() 寓意画に描かれた人物(性別不明)は 奥に見える山に登るため、その道を進んでいる 杖を持っていることからも、他のカードのような一般人や剣士などとは違うことがうかがえる (他の小アルカナについてはこちらをご参照) マントまで羽織っていることから、賢人や魔術師といった類の存在であると見てもいい この人物の行く末の前に空を見てみる 空を見てみると、世界は一見、夜のように見える ところが、画面左上を見てみると、月の後ろに黄色い円が見える これは、他のカードにはない、皆既日食の様子が描かれているということ 世界を照らし、全てを見通す『太陽』が 夜と潜在意識の象徴たる『月』によって隠されているということ ここで、上で紹介した平沢進さんの曲『達人の山』を参考にしたい。 この曲が収録されてるアルバム『賢者のプロペラ』では ![]() 用語解説で達人=大いなる秘儀に達した人。賢者の石(究極の叡智)を発見した錬金術師 となっている つまり賢者≠達人 これをヒントに カップの8に描かれた人物=山の頂への到達を目指す賢者 隠者に描かれた人物=山の頂に佇む、到達した達人 と考えられる 2枚のカードが、それぞれ 小アルカナのカップの8 大アルカナの9 で、カップの8の人物は、数字的に隠者に一歩、至らないという点が面白い と言うことで カップの8では、山の頂に至るため(一つの目標を達成するため)に 荒れた坂道を進もうとする賢人が描かれている しかし、理想を追い求めすぎるがゆえに、周りを見通す力が欠如してしまっていることが 左上の皆既日食からうかがえる また、カップの比重が左に偏っており、しかし賢人は右方向に進んでいることから これまで積み重ねてきた知識、智恵、経験を過信するあまり、 未来へと進む道筋が荒れたものとなっている、と読める。 では一方で、この賢人が山の頂に到達したらどうなるのか? 大アルカナ9『隠者』は ついぞ山頂に至った、達人となっている ところが、そこには自分の足場しかなく、孤独な世界が広がるばかり 手元のランタン(中には魔術的、精神的な暗示の六芒星)で辺りを照らすも 海とも雲海とも思える、不安定な世界しか存在しない 頭上には月も太陽もなく、老人は孤独に過去(左)を眺むるばかり ゆえに、外界から見た『隠者』として、山を昇ろうとする者に警告をする ということで 私の好きな寓意画2枚でした 他のカードについては大して解説できるほど読み込んでいません あしからず PR コメントを投稿する
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