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プレミアソフトのプレミア化した攻略本 ~serial experiments lain~

プレイすると最悪精神に異常をきたすと言われる
伝説的レアゲー『serial experiments lain』

あまりのレアさに攻略本すらプレミア化しているのですが


その攻略本を手に入れました


serial experiments lain offical guid
serial experiments lain OFFICIAL GUIDE
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[つづきはこちら]
・・・いる!

『・・・いる!』

っていうタイトルと
パッケージのデザインに惹かれて

思わずジャケ買いしたソフト

…いる!
[つづきはこちら]
玉藻前 いと愛らしや ~無双OROCHI2 Ultimate~

PS3の無双OROCHI Ultimateのストーリーモードを一通り終わらせたんだけど

玉ちゃんがかわいすぎる
なにこのかわいい生き物

[つづきはこちら]
俺の屍を越えてゆけ 平安滞在記4.5 ~笑顔の写真~

『平安滞在記4』で描いた内容は
おおむねプレイ中に考えていたこと

姉妹の容姿や、そこから見える性格の違いが絶妙で

真面目で勤勉な姉
才能はあるけど不良な妹

っていうまさに王道な組み合わせっぽい二人なんだろうなとイメージしてた

oreshika_0012-2.jpeg
[つづきはこちら]
俺の屍を越えてゆけ 平安滞在記4 ~姉と妹・母娘~

二代目当主となった香苗は、実によくやっていた。
凛然とした表情で、毅然とした態度で、威厳のある風格で立ち振る舞う彼女は、
まるで初代当主のようであり、その働きぶりには誰もが感心した。

香苗は常に、よき当主たらんと勤めていた。
先代の名を襲名して以来、その名に恥じぬように生きることが、自身のすべき事であると信じ、
先代と同じ名を名乗ることを、誇りに思っていた。

全ては、「先代のようである」と評されたいがために、である。

自分の生き方は正しいのだろうか。
自分の倫理観や道徳観は正しいのだろうか。
当主たらんとするにはどうすればいいのか。
香苗には何一つ分からなかった
分からないということが、心底、恐ろしくてならなかった。

当主の後ろをついて歩いていた香苗にとって、
道筋なき道を往くのは耐え難くあったのである。

ゆえに、香苗は、先代の後姿を指針としていた。
世界の秩序であり、規範であり、人としての模範である先代を、模倣するかのように振舞っていた。
人に「先代のようである」と言われることで、自らの行いに間違いがないのだという実感が持てていた。
そうすることで、香苗は震える足を抑え、わななく肩を抑え、喉からこみ上げてくるものを抑え、
平静でいることができていたのである。


oreshika_0034.jpeg



もっとも、香苗は、必ずしも平静でいられたわけではなかった。



1019年夏の、ある昼下がり

「当主様! 当主様!」

当家の屋敷中に響かんばかりの声であった。
イツ花のその声が近づいてきた香苗は、またか、と眉間にしわを寄せた。

「どうしたのです。イツ花。そんなに慌てて」

「それが、当主様……」

申し訳なさそうな声で、イツ花は息を切らせながらに言った。

「小夜子さまが、その、いつの間にかいなくなってまして……」

ふう……。と、香苗は頭を指先でおさえながら息を吐いた。

「顔に落書きされていますよ。その様子だと、あなた、勉強を教えてる途中で居眠りしましたね」

「あはは……。それは……」

「バーンとォ。任せたはずですけど?」

イツ花は何も言い返せなくなったが、今は彼女を責めていても始まらない、と香苗は気を取り直した。

「あの子を探して、私の部屋に連れてきなさい」
[つづきはこちら]
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