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Erutanさんの曲を一曲ずつ日本語訳 第二回目 今回はアルバム『Raindancer』に収録されている トラック4 "Round and Round" あくまで歌詞翻訳素人による意訳であることを念頭に置いて読んでください また、ここではオリジナルである英歌詞は載せません 各自、アルバムに付属している歌詞カード、ライナーノーツを開いてください Round and Round(作詞作曲:Erutan 訳:シーラ
どの花も、蜂も、鳥も あなたと私の周りにあるものが全て好き 夜に辺りを星が降りはじめたら まるで天がぐるぐる回っているに見よう ぐるぐるぐるぐる廻っているように感じよう 回る回る。廻ってく 回る回る。また廻る 回る回る。そして廻る 廻っているように感じよう どの木陰も、葉も、木も あなたと私の周りにあるものが全て好き 世界中の葉が落ち始めたなら 季節がぐるぐる巡るように見よう ぐるぐるぐるぐる廻っているように感じよう 巡る巡る。廻ってく 巡る巡る。また廻る 巡る巡る。そして廻る 廻っているように感じよう 星が私たちの周りを囲んだなら 水平線の彼方まで、私の翼に彩られるでしょう 私たちの愛が、どうか永久にありますように ぐるぐるぐるぐる廻り続けますように どの時間も、星も、海も あなたと私の周りにあるものが全て好き 風に包まれている時に雨が降り始めたなら 嵐がぐるぐる回り始めているように見よう ぐるぐるぐるぐる回り始めたと感じよう 回る回る。廻ってく 回る回る。また廻る 回る回る。そして廻る 廻っているように感じよう 今回は前回と比べると どう訳せばいいのか非常に迷った いや、前回も悩むに悩んだけど まず、Erutanさんのライナーノーツによれば Round and Round ライナーノーツ 多くの宗教では、『円形』を神聖な形としています。 意味は、『永遠』や『調和(バランス)』であり、 同時に、私たちが見る世界の形でもあります。 今回、私はこの『円』を、永遠に続く真の愛として表現しました。 なにが起きようと、私たちはいつまでも互いを愛し続ける、と言うことです。 との事らしいです そう言うこともあって、今回は 『回る』『廻る』『周り』『巡る』と なるべく『円』を形作るキーワードを大切にしながら書こうとしたんですが これがなかなか難しい 最初は、三回ある Round round and round Watch as they turn around を (天体が)回る回る。廻ってく (季節が)廻る廻る。巡ってく (嵐 が)巡る巡る。回ってく と、歌詞全体で一巡するようにしようと考えましたけど だけど……、嵐が巡るっていうのは違いますよねえ…… 巡るに「まわる」ってルビを振ってもよかったかも あるいは、全然「まわる」何て読まない 『円』に関係あるキーワードを持ってきて「まわる」って読ませるとか 水樹奈々さんが書く歌詞みたいな感じで 『天空』を「そら」とか 『悪夢』を「まぼろし」とか さて ここから歌詞と一緒に言い訳 どの花も、蜂も、鳥も あなたと私の周りにあるものが全て好き 一番歌詞の『花』『鳥』『蜂』は 『花』←を吸う『蜂』←を食べる『鳥』←が土に返って『花』 の『円』の暗示かな? ちなみに並びは原曲歌詞の通りではありません 元の英語歌詞ではライムさせる必要があるため (蜂のBeeと私のMe) 日本語だとライムも何もないんだし おそらくErutanさんが意図した順にしてみた 夜に辺りを星が降りはじめたら まるで天がぐるぐる回っているに見よう ぐるぐるぐるぐる廻っているように感じよう 大分意訳してこの形に 元の歌詞を直訳したら 星が降るときに、私の周りが夜になったら 私たちは天が回るのを見よう になる ……もしかしたら直訳の方がよかったか? 回る回る。廻ってく 回る回る。また廻る 回る回る。そして廻る 廻っているように感じよう and roundをどうするか 言葉を微妙に変えていくべきか悩んだけど 別に曲に合わせて歌えることを前提にしているわけではないので 結果としてこの形に落ち着いた どの木陰も、葉も、木も あなたと私の周りにあるものが全て好き 世界中の葉が落ち始めたなら 季節がぐるぐる巡るように見よう ぐるぐるぐるぐる廻っているように感じよう ここは『巡る』という言葉を使うべきかどうか悩んだ 『巡る』も『円』だし だけど「めぐる」であって「まわる」ではないし 先に言ったように、『巡る』は「まわる」と読むということで 巡る巡る。廻ってく 巡る巡る。また廻る 巡る巡る。そして廻る 廻っているように感じよう 先に説明した形にするか それとも毎回『廻る』にするか悩んだけど この形に 三番歌詞が不自然にならないので 星が私たちの周りを囲んだなら 水平線の彼方まで、私の翼に彩られるでしょう 元の歌詞を直訳したら 『水平線の彼方は、私の全ての喜びで彩られた翼によって縛られるでしょう』 となる。たぶん、意味的には↓ 『水平線の彼方は、私の全ての喜びで彩られた翼によって彩られるでしょう』 という感じだろう。ただ、これでは日本語的におかしいので↓ 『水平線の彼方まで、私の翼に彩られるでしょう(Q.何が? A.世界が)』 にした。 でも、ここで意味しているのは『私』が『幸せであること』であって 『翼』を強調するのは間違いなんだ(でないと次の歌詞に繋がらない そもそも『翼』には『自由』へのイメージの方が強いだろうし 私たちの愛が、どうか永久にありますように ぐるぐるぐるぐる廻り続けますように 永久に続く愛がぐるぐる『廻る』のはおかしいと思うかもしれない イメージ的にはメリーゴーランド的な あるいは両手繋いでくるくる回りながらキャッキャウフフする姿を想像するだろう ちなみに、ここで『まわる』について説明しておくと 『回る』はその場で一回転、『廻る』はある一点を中心に一周するという意味があるので 『巡る』ともかかりそうな『廻る』を取った それと、ここの歌詞は 『永遠』という一つの『円』に比重があると思うので 色々書いてあるけど、『永遠の愛』に注目したらいいはず どの時間も、星も、海も あなたと私の周りにあるものが好き 風に包まれている時に雨が降り始めたなら 嵐がぐるぐる回り始めているように見よう ぐるぐるぐるぐる回り始めたと感じよう 時間や、星、海に、そして嵐とあるから ここは航海している帆船のイメージかな? ひとつ前の歌詞に水平線があるのだし ただ、ここでなぜ嵐が来たのかと聞かれても 「そうだね。不思議だね」としか答えられない 回る回る。廻ってく 回る回る。また廻る 回る回る。そして廻る 廻っているように感じよう 締めの"Round and Round" だけど、やっぱり最初の歌詞に廻るようにした方が 訳的に綺麗だったような気がする と言うような形です 正直、私は自分の歌詞見て 「これで合ってるのか?」と不安だけど 歌詞の雰囲気やErutanさんのライナーノーツのことを考えると 『円』と言うキーワードを中心に置いた『永遠の愛』が最大のテーマなのだから 時間や季節や世界が廻り巡る様子を念頭に置きながら 愛し合う二人を姿を 読む人聞く人それぞれがイメージするのが一番だと思う 歌詞自体 前回の"No One But You"よりももっと抽象的だし ……と言うか "No One But You"は、そこにある物語をオブラートに包んだものだったけど 今回のはもっと、ふわふわした『イメージ』の歌だから 人によって解釈が変わって然るべきであるはず 長くなったけど 今回はこんなところで PR | カレンダー
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Round and Roundは失敗するのが
目に見えてたので
全く手がでてませんでした…
やっと本意に近づけた気がします
どうもげそさん!
> ありがとうございます!
いえいえ
> Round and Roundは失敗するのが
> 目に見えてたので
> 全く手がでてませんでした…
これは難しいですよ(;^ω^)
> やっと本意に近づけた気がします
抽象的で難しいって書きましたけど
なにが一番難しいって
『まわる』っていう言葉が日本語だと一つじゃないということ(;^ω^)
本職で翻訳をされている方のすごさを改めて思い知りました(;^ω^)
訳が終わり次第、また記事にします
ではでは( ・ω・)ノ