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幻のPS1名作ソフト
serial experiments lain まさかの帯付き説明書付き さらに言えばはがき付きの完品 どういう話かと言うと だいたい前回の記事に書いたようなこと だったような気がする(曖昧! 正確に言えば 『存在は認識=意識の接続によって定義され、人はみな繋がれている。記憶とはただの記録にすぎない。』という世界観のもとで繰り広げられる、14歳の少女・玲音(lain) をめぐる物語。 wikipedia より抜粋 どういうゲームかと言うと およそゲームとは言えないようなゲーム どういうことかと言うと 膨大な量の音声ファイル(と、時々動画ファイル)を ただひたすら聞いていくという それだけしかできないゲーム ノベルゲーやアドベンチャーゲームと違って 結末は全く変わることなく それどころかゲームをプレイする側の私たちからは 物語に一切介入することのできないというもの 私たちは主人公として あるいは主人公を操る人としてゲームに入ることは全くできないということ 主な登場人物は二人 幻覚や幻聴、幻触があってカウンセリングを受けることになった岩倉玲音 その玲音のカウンセリングを担当するトウコ先生 上で言った音声ファイルは 1.トウコ先生の日記 2.玲音とのカウンセリングを録音した音声データ 3.カルテの音声データ 4.玲音の日記 それぞれがとんでもない数用意されているのだけど どれから聞けばいいかとか そう言うヒントは全くない そうだな 例えば、事件を捜査している刑事で考えてもいいかもしれない とある事件が起きたけど その真相が良くわからない 目の前にあるのは 被害者、被疑者の日記や あるいは経歴や診察記録と言ったもの 刑事はそれらを熟読して 被害者、被疑者双方の関係を読み解いて どういう事件だったのか、その真相に迫る 普通は、それをゲーム内の刑事役キャラクターと一緒に考えて遊ぶ そう言うのが、アドベンチャーゲームや、ノベルゲーム もっとも、ゲームのキャラクターと一緒に考えているつもりでも 製作側の意図しているように読まされるわけで いや、ゲームに限定せずとも、『物語』とは得てしてそう言うものなんだけど 対してこのゲームは『物語』を見るのではなく、あくまで『記録』を見るものであって 何が起きたかは自分自身で考察しなければならないわけだ つまり、刑事役が存在しないどころか プレイヤーを誘導する製作側のレールすらない だから、ゲームと言うにはおよそゲームらしくないわけさ だけど おもしろい ゲームらしくないが 記録の中に確かに存在する物語が 魅力的なほどに狂気的 芸術品 と言ってもいいだろうね 『精神が弱い人だと自殺したくなる』 だなんて言われてたりもするらしいけど 私は大好きです 元々こういう 存在の認識っていうテーマは好きで 例えば夢枕獏先生の『陰陽師』でも似たようなことを読んだ覚えがある 山にある大木に雷が落ちたとする それが倒れて、その上に新しい植物が、木が生えたとする そうして、雷に打たれた大木を認識することができなくなると その大木は始めから存在していなかったことになる たしか、そんな感じの話を、安倍晴明が言っていたと思う そう言う話、大好物です 強制停止以降に重大なネタバレあり(;^ω^) ただ、ね このゲーム プレミアついちゃっててね(;^ω^) 13000円で買いました(;^ω^) アマゾンだと説明書も帯もなくて12000円 帯付き完品は15000円 新品は今のことろ出品されてなくて ほぼ新品で47500円 四万www七千www円www 私は13000円で買ったけど うん 帯付き説明書付きはがき付きの完品でこの値段は 安い ただ これもまた夕闇通り探検隊みたいに 攻略本がないとクリアに行くことが難しい上に 解説すらされないんだよね そして その攻略本がまた一万円とか……
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